2020.12.19(Sat) - 2021.1.24(Sun) 終了しました
▪️会場:MOU尾道市立大学美術館
〒722-0045 広島県尾道市久保三丁目4-11
TEL/FAX 0848-20-7831
▪️開館時間:10:00-18:00 【入館無料】
▪️休館日:水・木、12/29(火)〜1/3(日)
〈ギャラリートーク〉
日時:12月20日(日)
時間:17:00〜
定員:15名(先着順)
MOU尾道市立大学美術館blog
MOU尾道市立大学美術館〈WEB所蔵作品展〉
〈ワークショップ〉
『にじみから生き物を見つけよう!』
期間:会期中
about
『From Soup to Nuts』は、直訳すると“スープからナッツまで”という、フルコースの一部始終を指します。この言葉は慣用句として使われ、「始めから終わりまで」「一部始終」という意味を持ちます。このタイトルにこめているのは、“始め↔︎終わり”、“スープ(人工物)↔︎木の実(自然物)”、 “混合物↔︎小さいものの複数形(集合)”、“流体↔︎固体”など、「対置関係」とその「境界」への関心です。本展はそのような関係性に焦点を当てながら制作活動を行う菅原瑶子と吉田彩花による展覧会となっています。
菅原の作品は、一見絵具の流動的な大きな塊に見えますが、近くでよく観察してみるとその中に多くの生き物が散りばめられ、重なり、潜んでいることに気が付きます。個々と全体の塊の間を行き来しながら境界を横断し鑑賞することで、その境目の曖昧さ、転換する瞬間の面白さに気づかされます。 吉田は個々の小さいパネルをつなげてつくる大きな1枚の作品や、レイヤーの様に層が重なった集合、地球規模で捉えた集合(つながり)など、かたまりや連といったものに興味を持ちながら制作しています。
尾道市立大学でアトリエを共にしてきた二人は、メディアや支持体、空間の選択など異なるスタイルを持ちながらも、相反する性質のものと向き合い昇華し作品として表出させていく様には共通する部分が見えることでしょう。また、それらの作品が交錯する展示空間は、その空間へ立たされた鑑賞者へも様々な問を投げかけるのではないでしょうか。各作家の表現が混在する「境界」へ、足を踏み入れて見てください。
member
菅原瑶子
Sugawara Yoko
Ayaka Yoshida
吉田彩花
ドリッピングなど有機的な絵具の散らばりの中から生物の気配を見つけ出し、精密描写によって存在を描き起こしていく。偶然的な絵具特有の広がりと理性的な精密描写との間を行き来することによって、対極的な表現の調和を探って制作を行なっている。
【略歴】
1991年生まれ。広島県出身。
2015年 尾道市立大学 芸術文化学部 美術学科 卒業
2017年 尾道市立大学 美術研究科 絵画専攻 修了
【主な展示】
2017年 第91回国展 入選(国立新美術館 / 東京)[同’18’19](国立新美術館 / 東京)2018年 個展『澑−tamariー』(Gallery Bar 夢喰・BAR MUSK / 広島)、第3回広島地区公募 広島国展 新人賞(はつかいち美術ギャラリー / 広島)
土地や場所の地形、特色を踏まえて(太陽光から土地の高低差、美術館の白い壁、鑑賞者まで、その場所を取り巻く“環境”を広く捉え)制作を行っている。
【略歴】
1993年生まれ。岡山県出身。
2015年 尾道市立大学 芸術文化学部 美術学科 卒業
2017年 尾道市立大学 美術研究科 絵画専攻 修了
【主な展示】
2018年 「ゴールデンユートピア芸術祭」(ゴールデンユートピアおおち/島根)、個展「こくこく、」(画廊るたん/東京)2019年「OKUTSU芸術祭』(奥津石庭遊園地/岡山)
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利用案内・アクセス
■MOU尾道市立大学美術館
開館時間10:00-18:00 入館無料
休館日 水・木、12/29(火)〜1/3(日)
〒722-0045 広島県尾道市久保三丁目4-11
TEL/FAX 0848-20-7831
■交通案内
◎自動車で大学美術館まで
山陽自動車道・尾道ICから約25分、福山西ICから約10分
美術館専用駐車場 スペース5台(無料)
◎JR尾道駅から大学美術館まで
・徒歩/駅南口から尾道本通り商店街を東へ約2km
・路線バス/尾道駅前 1番乗り場から東尾道方面行き
「浄土寺下」下車、国道2号を西に約60m